6/19(土)『___ちゃむ~』

・わ〜くしょっぷだね〜!前回配布されたプリントと、昔作った自分の日記のZINEを入れたクリアファイルを家に忘れてきたらしい。ちゃんと準備してかばんに入れ忘れるやつ最近よくやるな。

 

・みなさまなら大丈夫なはず…!と「なにか書くものを頂けませんか…」と恐る恐る声を上げるとみなさまがからからっと軽く笑って一斉に手元にあるノートやメモに手を伸ばしてくれて…。優しい世界…隣りに座っていた安藤さんに2枚メモを頂いて事なきを得たのでした。みなさまありがとうございます。

 

・ダイエットしてる!と日記に書いているのでテーブルに出した自分のお茶が特茶だったのに気付いてちょっぴり恥ずかしくなって笑っちゃった。

 

・リアルタイムでの日記と、過去に書かれた日記をまとめた本、確かにリアリティが格段に違う。時間が経った日記は「今」と切り離されて独立した物語のようになる。昔の日記は今の自分ではない別人が書いた日記のように思える。だからこそ昔の日記を公開するのもあまり抵抗がない。恥ずかしいこと書いててもそれは今のあたしが書いたものではないから。あとは一生懸命に生きている当時の自分を恥じる意味もないし。

 

・あたしも含めて、この期間だけでみなさん色々なことがありすぎる。大変もハッピーも。世の中にいる人ってこんなにみんな激動って感じなの?なんかWSに参加している故の呼び寄せ、というか、「おもしろい偶然」的なものがあるのかもしれない。神様はおちゃめだから。

 

・公開について様々な意見があっておもしろい。2週間日記をつけることで、この10人ほどのクローズドだから書けるものがあることにそれぞれがなんとなく気付いていたようだった。また公開前提ということを念頭に置くことで、「どこまで書いていいものか」「そんなに書けることがない」という状態になっている人もいるようだった。

 

・とりあえずどこまで今の日記を公開できるのかというのはそれぞれが選択出来る形だと嬉しい。

 

・2週間日記が更新されていない方がいたのが気になっており、もしかしたらフェードアウトする人もいるのかと思っていたが杞憂だった。それぞれの事情があって日記が見られる状況になっていなかったようだ。うれしー!安心した!

・失恋の心配をしていただき…。ああ…。このコミュニティがセラピーの場になっている。カウンセリング?ウケるね。お母さんのような優しさでもあるし、でもそれとは違う、友達でもないというこの感じ。不思議。とってもありがたい。

 

・左手で字を書いて右手でマウス操作!?スゲー!!

 

・始め、日記タイトル「ななせの七転び八起き」にしようかとも悩んだけどやっぱり「七転八倒」だったな。ワハハ。

 

・パソコンだとまじで書きすぎちゃう。手書きのときより遥かに文字数多い。

 

・交流したいけど日記はあくまで個々人のもの、っておもしろいね。こんな風に関わりを欲すようになっちゃうんだ。

 

・公開する前提の日記を書くとき、自分ではない周囲の人について記述することにどう向き合うのかがムズい。相手から記述と公開の許可をもらうというのが1番スマートで無問題か。

 

・他人をダシにしているみたいな感覚が自分の中で生まれてしまうかもしれないし読み手にもそれを感じさせてしまうかもしれない。他人のことを自分の目線で書くことで書かれた人が望まぬ印象を不特定多数の人に植え付けてしまうかもしれない。

 

・「失恋をおもしろがっている部分の自分に腹が立つ」という話をしたら「あまりそういう風に別の自分という風にとらえたことがない」みたいなことを返されてあ〜そうなのかと思った。あたしは色々な場面で「別の自分」という考え方をしているなということに気付かされた。

 

・例えば、相反する感情を持つ自分。「可哀想」と思っている30%のななせと「ざまあみろ」と思っている70%のななせ。みたいな感じ。なんか、色々な人の意見を聞いて考えの引き出しを増やそうと心がけて生きていたら様々な立場からものを考える癖がついてしまって、自分の中で相反する感情だったり、矛盾する幾つかの別の考えが共存するようになってしまった。(その矛盾に気付くようになった。)それを一緒くたのままにしていたら混乱したり自分の持つ矛盾に腹が立ったりしてしまっていたので、それを受け入れるために、自分はどれくらいの割合でどの意見を強く持っているのかみたいなことを別の自分として対立させるようになった、みたいなような気がする。たぶん。

パラレルワールドの自分。「現役で大学に受かって臨床検査技師になっている別世界のななせもなんだかんだ幸せにやっているだろうか」みたいな感じ。これは結構自分の中で「分岐した世界」という考え方が面白くて好きだから考えていることな気がする。たぶん。

 

・過去、今、未来の自分。「昔のあたし、大変だね偉いね、頑張れ〰〰」「昔の日記を書いたのは今のあたしとは違う別の自分」「未来のあたしもきっと今のあたしに頑張れって言ってくれている」みたいな感じ。これはもう自然な感覚として持っている部分だ。過去の自分も未来の自分も別の人。そのように感じている。

 

・こういう癖がついているのはなんだ、いろいろな理由がある気がする。「自己理解したい、しよう!」という過程で身についたのかな。自分がどうしてこういう感情になっているのか、なにを良しとしてどういうことに不快感を覚えるのか。それはどうしてなのか。これは本能で感じている部分、これは頭で考えて理性的に捉えている部分。そういうことを考えているうちにそんな風になっていたんかな?

 

・あたしは多分人よりも「感情的」だし「論理的」だとおもう。どちらも総量が多い。比べようがないから分からないけどね。

・公開前提の日記と自分だけの日記は異なるものになるのか?エッセイと日記の違いとは?そのようなことにそれぞれが向き合うことになるWSになっている。

 

・これも今日の議論を聞いていてふと思ったことだけど、あたしは日記を『他の人に見せてはいけない』という条件を出されたとしても「未来の自分に日記を公開する」という感覚を持って書くんじゃないかな。未来の自分に見せて伝える前提で書くので、自分だけのもの、と言っても結構詳細に書くのではないか。今の自分の感情や考え方を忘れて覚えていない自分なんて他者でしょ。

 

・過去の日記があまりにも説明不足で何のことを言っているのか曖昧な輪郭しか掴めなくて、でもそれを確かめる術もなく、すごくもやもやした経験があるからというのもある。「昔のあたしもっとちゃんと書けよおバカ!!!!!」と。そういう事があってから自分の感情やそう考えたプロセスだったりをわりと詳細に書くようにしている。

 

・記録の意味合いもあるしね。

 

・というわけであたしの日記は公開前提か否かで書き方が大きく変わることはないような気がする。

公開範囲で変わってくるのは扱う内容だな。

 

①ネットでの全体公開(親しい人含む)

・他者に関わることはある程度カットする。書かれたくない人もいるだろうし。

・親しい人に知られたくないことはカットする。これから関わる上で文句を言われそうとか、イジられそうとか、否定されそうとか。都合が悪い場合。あとこんなやつに知られたくねえな、とか。

 

②ネットでの全体公開(親しい人含まない)

・自分の事はほぼ書ける。

・プライバシーに注意。名前、居住地、顔みたいな情報の扱いには気をつけるかも。

・よっぽど過激なことは拡散を恐れてちょっと書けないかも。

 

③オフラインでの全体公開

・規模にもよるが親しい人の目に触れる可能性が低い場合や、自分のパーソナルが隠せる場合は結構色々書ける。

・ただ個人名等の具体的な情報は伏せる。

 

④この場くらいのクローズド(加えて元より親しい人がいない)

・私が書く「他者」について知る人がおらず、クローズドで情報拡散のおそれもほぼないため「他者」についても詳細まで書くことに抵抗がない。

・ただ対面での交流がある分、少しだけ触れない話題はあるかもしれない。

 

⑤自分のみ

・④のような場ですら出せない、出したくないけど記録したいと思うことを書く。

★(例えば)明らかな犯罪行為→①〜④に書いたらアホ

★結構性的な話→これは受け入れられる人とそうでない人の差が激しい話題なので。別に恥ずかしいからとかではないかも。

★過激な口調→「死ね」とか…?いやでも自分だけの場でも書くの躊躇する言葉かも。まあそれに限らず感じた感情をリミッターなく感じたままの語彙で書ける。

※これらのことはあたしのパーソナルが隠されている場とかネットだけでの繋がりでの場だったら公開できたりすることもある。

 

・こういうグラデーションでの公開範囲の選択は会話においても自然に行っているよなと常々思っている。親しい友達とのサシ飲み、部活での集まり、インターンでのお昼ごはん、ラウンジのバイト。何をどこまで言うか。見せるのか。どんな口調で伝えるのか。

 

「クソババアに文句言われてマジでムカついた。くたばれよまじ。」

「結構年のいったやばいおばあちゃんに文句言われて腹たった。消えて欲しい。」

 

激しめの愚痴とかも場や相手によって結構これくらいの使い分けをする。対して変わらないようだけどあたしにとっては結構違う。どっちがより口調がキツイとかではなく…。こうノリの違いというか…。

 

・ネット上で自分の意見を堂々と言っていて、それでもたくさんのファンがついている人って羨ましい。誰でも出来るわけじゃない。炎上に耐えるメンタル、否定意見も気にしない図太さ、嫌われることを恐れない強さ、結果それを許容され多くの人に愛される魅力。く〜羨ましい。加藤純一とか。ちょっと種類違うけど東海オンエアとか。あそこまで色々なこと言って生活を見せて、それでもあんなに人気なのってもう無敵じゃない?あたしは自分がどんな人か知ってほしいという気持ちが強い方なので憧れるぜ。

 

・WSに来ているみなさまの人となりを知ったことで距離が近くなり「引かれるかも」「嫌われたらどうしよう」と日記の公開が一瞬怖くなった。

(後日、いや日記というものを書くにあたって何かを繕うなんておかしな話だ、繕わないから日記で、だからこそおもしろいのだ、と開き直ることが出来ました。)

 

・WS中に思い出した___についてのこと

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